title2.gif

 

朝7時、セットしていた目覚ましのアラームで目をさました。
布団から顔を出すと、薄い布地のカーテンから朝の光がやわらかくさしこんでいた。


なんてさわやかな朝なんだろう。わたしの理想の朝そのもの。
何もかもキラキラみえて、幸せな気分に包まれた。
ずっと憧れていた国に来ているんだとかみしめ、また感動した。
でもそのままうっかり二度寝してしまいそうだったのでベットから出て着替え
朝の散歩に出発!!

友人はぐっすり眠っていたので、起こさないように静かに家を出た。
朝日を浴びて、できる影がとても長くて面白い。
空気も澄んでて、涼しくて、朝の散歩って素敵だ。
さすがスウェーデン。かわいい家が多い。
8時前には近くの学校に子供が親に連れられて登校。夏休みは終わりなのかな?

影

1時間ほどで家に戻って、目を覚ました友人と朝食をのろのろ食べて、
10時ころ、アストリッド・リンドグレーン・ワールドへ出発!

、アストリッド・リンドグレーン・ワールドとはリンドグレーンの作品のテーマパークで、
登場人物に扮した役者さんたちのショーや、
作品に出てくる家や街並みのミニチュア版やお土産屋さんなど
リンドグレーンファンにとってはたまらないスポットなのです。

観光案内所の前の道路を15分ほど歩くと到着。
門の前には観光客がちらほらと見える。
切符売り場の列に並び、学割で210SEK→190SEKに!
しかもたどたどしいスウェーデン語を使ったおかげか、
英語版とスウェーデン語版両方の施設マップをくれた。嬉しい。
つい英語を使いがちになってしまうけど、やっぱりその国の言葉は使うもんだな。

入場ゲートのすぐ脇に今日のショー公演の時刻がはられた掲示板が。
さっきもらったマップにも書かれている。
とりあえずわたしは「はるかな国の兄弟」のヨナタンが一目見られたら、それでいいんです。
野外劇場では「長靴下のピッピ」に出てくるおとぼけ警官2人組
(私は小さいころに読んだので実は覚えてなかった)のショーがはじまって、
みんな立ち上がって、歌にあわせて幼稚園児がするようなお遊戯をする。
親も子供も参加して、ほのぼのした雰囲気。
わたしも見よう見まねでやってみました。旅の恥はかき捨て!

その後「カールソン」と「エーミル」と「おもしろ壮」メンバーによる
混合ミュージカルを見る。マディケンやエーミルはそっくり!
でもカ、カールソンが…。プロペラを背負った、ぐあいよく太ったおじさんという設定なのに、
あれじゃあおばさんだよ。しかもプロペラは布製で、
ぺろんとオーバーオールの背中にくっついてる。ダメすぎる。

かるくショックをうけつつ、ランチを買ってベンチで食べる。
マカロニサラダにはなぜかカレー味ドレッシングつき。
お世辞にもあまり美味しいとはいえない。

と、そのときヨナタン(というか「はるかな国の兄弟」キャスト)が通りかかった。

はるかな国キャスト

金髪の美少年に満足満足。
どうやらワールド内を歩きまわるというデモストレーションらしい。

その後はミニチュア版の「やかまし村」や「おもしろ壮」の家を見てまわる。
家は子供用に作られているので、中に入るには勇気と子供心が必要…。

ショップではスウェーデン語版の「やかまし村」の絵本を買う。
記念にスウェーデン語版のハードカバーを買おうかとも思ったけど、
私の持つ語学力と根気じゃ読めないことは確実なのでやめておいた。
世界各国語に翻訳されたリンドグレーンの著作が並べられていて、
国ごとに挿絵も全然ちがうんですね。
ピッピは一番人気みたいだけど、スウェーデン語版のは絵があまり好きじゃない。
残念ながら日本語版は見当たらず。
絵本でも129SEKとちょっとお高めです。

あと映画「ロッタちゃん」シリーズの撮影にも使われたというお家にも入る。
さすが、かわいい!映画そのままだ〜。

ロッタちゃんの家

最後にリンドグレーンの生涯や作品の資料などが展示されている
ガーデンを見学して、3時ころワールドを出る。

それなりに楽しめたけど、やっぱり本の中の世界には及ばないなというのが正直な感想。
というか、ここは子供向けのテーマパークなので子供と一緒に行けば
また感想は違ってくるのでしょう。

ワールドを出て、スーパーで買い物をして部屋に戻り、
お茶をのんでまったりしていたら眠くなり、
せっかくヴィンメルビーに来たのに寝てしまうなんてもったいと思いつつ
ベットに寝そべってしばらくまどろみながら、
まだ外は明るくて静かで、私はスウェーデンにいて、
すべてが手にはいったようなような気がして、
ほんとに幸せな気持ちに包まれた。
来られてよかった。わたしの人生最良の日かもしれない。

そのあと絵葉書をポストに投函しがてら外を散歩。
閑静な住宅街とはこのことかというくらい穏やかな街。

街中

戻って夕飯の準備。電子レンジもあるので、冷凍食品も試しに買ってきていたのです。
ほんとうはスウェーデンの夏の風物詩のザリガニが食べたかったけど、
大きいし高かったし調理方法不明のため断念。
聞くところによると、ザリガニ解禁日にはいつもはシャイなスウェーデン人が
思いっきし馬鹿騒ぎするんだとか。見てみたい。

ザリガニパーティセット!!さすが!


素敵な夕飯に舌鼓を打ち、友人と食後の散歩に出かけて帰り道に迷い、
テレビで放映されていた「ハリーポッターと賢者の石」(英語版スウェーデン語字幕付き)
を見てお風呂に入り、今度は友人も一緒に星を見た。

こうして幸せな一日は終わりをつげた。

前へ   ホーム   次へ